不妊治療について
不妊治療はお二人でおこなっていく治療です。
治療についてご夫婦が一緒に考え、選択をしていただきたいです。
当院は、皆様の妊娠を全力でサポートいたします。
★治療開始にはご主人様、パートナーが治療に同意していることが必要となります。
★保険診療においては、「治療計画書」の作成が必要となり、ご主人様、パートナーの診察が必須となります。(生殖補助医療を保険治療で行う場合には年齢、回数制限がございます)
★治療の選択について相談するコーディネーター外来もございます。
治療のステップアップについて
当院では一般不妊治療(タイミング療法・人工授精)の他、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療も行っております。
スクリーニング検査等から見えてきたこと、ご夫婦の背景などからも治療の選択についても相談していきます。

タイミング療法
排卵日前に超音波で卵胞の大きさや内膜の厚さを測ったり、おりものの状態を調べたりすることで、排卵日を予測し、性生活のタイミングを指導します。
自宅で排卵検査薬をおこなうことで、より正確に排卵日を知ることができます。
お子さんを望んでから、一年以上経過されているご夫婦へは、人工授精から開始することをお勧めする場合があります。人工授精法
排卵日前に超音波で卵胞の大きさや内膜の厚さを測ったり、おりものの状態を調べたりすることで、排卵日を予測し、洗浄濃縮した精子を子宮内に注入します
生殖補助医療(ART)の選択について
当院では、生殖補助医療を希望される方には、事前にご夫婦で体外受精説明会にご参加いただくことをお願いしております。
体外受精説明会では、治療の流れや注意点、リスクなどについて詳しくお話しします。
生殖補助医療は不妊治療の中でも高度な技術を要するものですので、ご夫婦でしっかりと理解してから決断されることをおすすめします。
体外受精説明会に参加された後も、ご不明な点やご心配なことがありましたら、遠慮なくスタッフや医師にお尋ねください。当院は、皆様の妊娠を全力でサポートいたします。
★治療開始の年齢や治療回数によって保険適用か自費対応となり、当院では保険・自費の治療に対応しています。
★治療開始にはご主人様、パートナーが治療に同意していることが必要となります。
★保険適用の条件を満たし、保険診療を希望する場合には、ご本人と、そのパートナーの同席のもと、胚移植術の実施に向けた一連の治療計画を立てることが必要となります。
★治療の選択について相談するコーディネーター外来もございます。
生殖補助医療(ART)
当院での体外受精の治療では、卵巣刺激を行い、卵子を体の外に取り出し、体の外で卵子と精子の受精操作を行い、体の外で受精卵の成長を2-5日確認し、一旦胚を凍結します(全凍結)。その後子宮内膜を整え、育ってくれた胚を子宮にお戻しするサポートを行います(凍結融解胚移植)。
あるいは、採卵周期に胚移植を行うこともあります(新鮮胚移植)。
受精方法の選択には、体外受精法と顕微授精法があります。当院では採卵当日の精子所見により受精方法を提案しています。

