精子DNA断片化指数(DFI)検査・精液中酸化還元電位(ORP)検査

DFI検査は、DNAにダメージがある精子の割合と、精子核が未熟な精子の割合を数値化して調べる検査で、ORP検査は、精液中の酸化還元電位(酸化ストレス度)を測定する検査です。
一般の精液検査では調べることができません。

酸化ストレスは、精子DNA損傷の主な原因とされており、男性不妊にも関与しています。
年齢とともに精子DNAにダメージを受けた精子は増加することが報告されています。
DFI値が高いと、受精率、妊娠率の低下、流産のリスクの上昇、子どもの異常頻度の上昇が報告されています。

【こんな方におすすめします】
・精液検査で異常が見つからないのに妊娠に至らない
・受精率の低さや胚の発育不良
・流産を繰り返している
・40歳以上の男性の方
・精索静脈瘤がある、またはその手術を受けた男性

精子DNA損傷は、過剰に産生された活性酸素による酸化ストレスや、高温環境、喫煙などの生活習慣が一因と考えられ、損傷の割合が高い場合は、生活習慣の見直しや、サプリメントの摂取によって活性酸素を増やさない、高酸化力を高める必要があります。
※DFI検査とORP検査をセットで行うことをおすすめします(ORP検査のみの検査はできません)

PFC-FD療法

PFC-FDは、PRP(多血小板血漿)に含まれる「成長因子」のみを抽出・濃縮し凍結乾燥させたもので、体内の組織の修復・治癒などを促す因子濃縮物です。
ご自身の血液から、独自の技術で活性化させたPFC-FDを組成し活用する治療です。
子宮内注入では子宮内膜の環境が改善が期待されることを目的としています。
卵巣内注入では、卵巣機能の向上を目的としています。
PFC-FD治療は、ご自身の血液を49ml採取し、専門施設で凍結乾燥(フリーズドライ)の加工を行います。
凍結乾燥されたPFC-FDは約半年間の保管ができ、治療周期に合わせて溶解・投与を行うことができます。

妊活ドック

妊娠を考えている方、ご自身の今の健康状態を知りたい方にご案内しています。
月経中2~4日目に採血を行います。
結果説明は、後日医師が行います。
★月経不順の方等、来院月経2~4日目の指定が難しい方につきましても採血は可能です。
★月経日の指定が難しい方は、来院日をお電話にてご相談ください。

栄養解析

当院ではMSS社の栄養解析を行っています。
血液検査データをオーソモレキュラー栄養医学的に「栄養解析」することで「不足する栄養素」を見つけ出し、結果を「栄養解析レポート」として患者様にお渡ししています。また必要な栄養素を分析し、お勧めする「サプリメントレポート」も作成し、お渡しします。
65項目に及ぶ血液検査データからは、目に見えない身体の中の栄養状態を客観的に読み解くことができます。

 

社会的適応(ノンメディカル)による未受精卵子凍結

健康な女性でも年齢を重ねると卵子の数が減少し質も低下することから、妊娠しづらくなることが分かっています。「社会的適応(ノンメディカル)による未受精卵子凍結」とは、健康な女性が将来の妊娠・出産に備えて未受精卵子を凍結保存します。

将来妊娠を希望する時に卵子を融解して精子と受精させて胚(受精卵)を子宮に戻すこと(胚移植)によって妊娠を期待することができます。
★自費治療です。
★お薬を使っての卵巣刺激や採卵という手術を行いますので、リスクが伴います。
★卵子を凍結しているからといって将来の妊娠や出産を約束するものではありません。

日本産科婦人科学会より、解説動画がございます。
https://www.jsog.or.jp/modules/committee/index.php?content_id=302

料金、スケジュールなどについてご相談を希望される場合は、お電話(0565-37-3535)にてカウンセリング予約をお願いいたします。

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